プラス思考の本とは?本でプラス思考になることはできる?
プラス思考の本とは、考え方を変えものごとをポジティブに考えて、プラス思考ができるようになれる本、もしくはプラス思考になるための方法を紹介している書籍を指します。
現在、プラス思考の本は多く販売されています。現在、自己啓発が非常に流行しており、書店ではプラス思考に関する本をたくさん目にできます。自分を変えたい、もっとプラス思考の人間に成りたいという方が多くおられるということでもあります。
実際に数多くの書籍が販売されていますが、プラス思考の本とはどういったものなのでしょう。また、プラス思考の本を利用して、本当にプラス思考になれるのでしょうか。
プラス思考の本はたくさんの種類がある
プラス思考の本と一言にいっても、実際にはかなり多くのジャンルがあります。プラス思考と人間の脳を専門的に研究した書物もあれば、プラス思考になるための書籍などもあります。
自己啓発の書籍
プラス思考は、生きていきためにとても大切です。マイナス思考をするだけでは、向上心などが育ちません。そのため、未来志向になるためにも、自分を変えていくためにもプラス思考が重要視されています。脳を根本的に変えていくため、普段の行動やトレーニングの方法を紹介している書籍です。近年の脳科学の発達により、合理的に脳と思考を変えていく方法が紹介されています。
小説や物語
小説や物語によっても、非常にプラス思考になれます。合理的にプラス思考を形作っていくものばかりではありませんが、読んで心が温かくなるような物語などは、プラス思考になることもあります。物語性やテーマがあると、ストーリーを読んだ際、非常に感情や考え方は影響を受けるものです。そのため、物事を肯定的に捉えるように思考を変えていくこともできます。
漫画やエッセイ
漫画などは、私達が最も読みやすい書籍です。難しい活字も少ないので、入りやすいというメリットがあります。少年漫画や青年漫画の中にも、プラス思考に変えていけるようなお話が多くあります。特に近年の漫画ブームの影響もあり、絵やストーリーの質も漫画業界全体でかなり高くなっています。漫画を読んで、生き方や考え方を変えられる可能性も十分あります。さらに、エッセイなども雑誌などで気軽に読めるので、物事の捉え方を変えるきっかけになります。読みやすさ、理解のしやすさという点で非常に効果的です。
このように、具体的にプラス思考になるための方法を紹介していない本でも、ストーリーやテーマによって、プラス思考に転換していくことが可能です。しかし、それは個人の感性であり、確実にプラス思考になるとは言えないのです。
プラス思考に考え方を改めていくには、やはり小説や漫画ではなく、専門の本を活用したほうが効果的と言えます。
プラス思考に変わるかどうかは人次第
本を読んで、プラス思考になれる可能は大きいのです。ただし、プラス思考の専門書以外では、どのような本でプラス思考になるかは個人によって異なります。小説で強く感銘を受ける方もいれば、漫画で考え方を変える方もいます。個人の感性によって、結果は異なるのです。
一時のテンションとプラス思考は違う
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楽しい小説やギャグマンガなどの本を読んで、非常に楽しい気持ちになることができます。しかし、注意してもらいたいのは一時のテンションとプラス思考は別のものだということです。ある一定の時間、楽しい気分になっていても、時間の経過とともに気分は落ち着きを取り戻します。対してプラス思考とは、何かの結果を受けて物事を肯定的に考えていこうという思考・姿勢を表します。気分と思考の違いは理解しておかなくてはいけません。
小説を読んだ時、もしも悲しいストーリー、もしくは破局的な物語だったとします。しかし、気分は悲しく、落ち込んでしまったとしても、一時の気分をもってマイナス思考やネガティブと断じることはできません。
もし悲しい物語であっても、物語の内容をばねにして、あるいは反面教師として、「プラスに物事を考えていこう」と考えることもできます。また逆に、楽しい物語を読んで、軽やかな気分になったとしても、冷静に分析して「こんな楽しい経験は現実に無い」とマイナス思考になってしまう場合ともあります。
気分を高揚させるためには、小説や漫画などの本を読むことは一つの効果的な手法です。しかし、実際に考え方がプラス思考になるか、マイナス思考になるかは個人差です。
そのため、プラス思考になるための方法やトレーニング法を紹介した、専門の書籍を活用するべきです。具体的な考え方の訓練などを専門書で学び、実践するほうがプラス思考になる近道と言えます。